四面ボックス製作工場認定基準(その3)

2.工場審査(実施状況)

項目

S  類

H  類

(1)

1)       発注時に、設計図書、構造および使用箇所の特異性を検討し、必要に応じ下記特別仕様を加えている。
@鋼材の規格及び大臣認定鋼板の区分け
A特別仕様(降伏点、降伏比、耐ラメラティヤー、平坦度等)
B原板への超音波探傷検査の有無と検査要領

2)       鋼材、溶接材料の受け入れ検収を実施している。

3)       プリントマーキングや色識別法等で材質が識別されている。

4)       材料は適切に保管・管理されている。

1)        発注時に、設計図書、構造および使用箇所の特異性を検討し、必要に応じ下記特別仕様を加えている。
@鋼材の規格及び大臣認定鋼板の区分け
A特別仕様(降伏点、降伏比、耐ラメラティヤー、平坦度等)
B原板への超音波探傷検査の有無と検査要領

2)        鋼材、溶接材料の受け入れ検収を実施している。

3)        プリントマーキングや色識別法等で材質が識別されている。

4)        材料は適切に保管・管理されている。

(2)

1)加工された材料は、プリントマーキングや色識別法等で材質が識別されている。

2)型板、定規、加工図等により適切に加工している。

3) 切断寸法、切断面、開先形状が製作要領書の管理値を満足している。

4) 各作業は適切に自主管理(作業者チェック)を行っている。

1)        加工された材料は、プリントマーキングや色識別法等で材質が識別されている。

2)        型板、定規、加工図等により適切に加工している。

3)        切断寸法、切断面、開先形状が製作要領書の管理値を満足している。

4)        各作業は適切に自主管理(作業者チェック)を行っている。

(3)

1)       ダイヤフラムは、組立冶具を用いて組み立てられている。

2)       ダイヤフラムの寸法管理値が定められており、検査も確実に実施されている。

3)       BOXの組立は、回転冶具又はレベル定盤と圧着冶具を用いて精度よく組立を行っている。

4)       組立時に、適切なねじれ防止策や歪防止対策がとられている。

5)       上フランジ側裏当金の密着対策が適正である。

1)        ダイヤフラムは、組立冶具を用いて組み立てられている。

2)        ダイヤフラムの寸法管理値が定められており、検査も確実に実施されている。

3)        BOXの組立は、回転冶具又はレベル定盤と圧着冶具を用いて精度よく組立を行っている。

4)        組立時に、適切なねじれ防止策や歪防止対策がとられている。

5)        上フランジ側裏当金の密着対策が適正である。

(4)

1)      製作要領書で決められた溶接条件・方法が作業場まで徹底し、守られている。

2)       製作要領書で決められた溶接材料(ワイヤーとフラックス)が使われている。

3)       フラックスの乾燥管理が適切に実施されている。

4)       予熱が適正に行われている。

5)       溶接電源に十分余裕がある。

1)       要領書で決められた溶接条件・方法が作業場まで徹底し、守られている。

2)        製作要領書で決められた溶接材料(ワイヤーとフラックス)が使われている。

3)        フラックスの乾燥管理が適切に実施されている。

4)        予熱が適正に行われている。

1)        溶接電源に十分余裕がある。

(5)

1)       ダイヤフラム取り付け位置は全数検査をしている。

2)       角溶接部及びES溶接部の超音波探傷検査が適切な抜き取り率で実施されている。

3)       その他の検査項目(寸法、曲り、捩れ、直角度、溶接外観等)及び検査方法及び合否判定値が定められており、内容が適切である。

4)       検査記録がプロジェクト毎に整理され、保管されている。

5)       溶接部に有害な外部欠陥(割れ、アンダーカット、ピット、外観不整等)が見られない。

1)       ダイヤフラム取り付け位置は全数検査をしている。

2)      角溶接部及びES溶接部の超音波探傷検査が適切な抜き取り率で実施されている。

3)      その他の検査項目(寸法、曲り、捩れ、直角度、溶接外観等)及び検査方法及び合否判定値が定められており、内容が適切である。

4)      検査記録がプロジェクト毎に整理され、保管されている。

5)      溶接部に有害な外部欠陥(割れ、アンダーカット、ピット、外観不整等)が見られない。

(6)

1)      製造設備一覧に記載されている製造設備が存在する。

2)        定期点検が実施され、記録が保管されている。

3)        設備・機器の適切な管理台帳及び管理基準がある。

4)        始業時点検が適切に行われている。

2)      製造設備一覧に記載されている製造設備が存在する。

3)        定期点検が実施され、記録が保管されている。

4)        設備・機器の適切な管理台帳及び管理基準がある。

5)        始業時点検が適切に行われている。

(7)

1)      検査設備一覧に記載された設備・機器が存在する。

2)        始業時調整、定期点検が行われており、定期点検の記録が保管されている。

3)        設備・機器の適切な管理台帳及び管理基準がある。

1)      検査設備一覧に記載された設備・機器が存在する。

2)        始業時調整、定期点検が行われており、定期点検の記録が保管されている。

3)        設備・機器の適切な管理台帳及び管理基準がある。

(8)

1)      溶接装置のオペレーターに対し、適切な教育訓練がなされている。

2)       教育・訓練について文書化され、体系的に教育・訓練が実施されている。

3)       教育・訓練実施の記録が保管されている。

4)       内容が品質確保、向上に適切である。
・安全教育・資格取得のための社内・社外研修
・新入社員教育・関連法規、技術に関する社内・社外講習
・社内規格・基準、作業手順等の改定時の教育・技能訓練
・高度な技術を要する工事の製作要領書の説明・教育

5)       提案制度、QCサークル活動等が適切に実施されている。

6)       外注先の技術指導を適切に行っている。
(スキンプレートの切断又はダイヤフラムの切断・加工を外注している場合)

1)      溶接装置のオペレーターに対し、適切な教育訓練がなされている。

2)      教育・訓練について文書化され、体系的に教育・訓練が実施されている。

3)        教育・訓練実施の記録が保管されている。

4)        内容が品質確保、向上に適切である。
・安全教育・資格取得のための社内・社外研修
・新入社員教育・関連法規、技術に関する社内・社外講習
・社内規格・基準、作業手順等の改定時の教育・技能訓練
・高度な技術を要する工事の製作要領書の説明・教育

5)        外注先の技術指導を適切に行っている。
(スキンプレートの切断又はダイヤフラムの切断・加工を外注している場合)

 

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